息もつかさず吠える兄弟とわたし

例えば、地球に初めて来たエイリアンに「陽炎」を説明するとしたら、どうやって説明する?「悲しみ」の雰囲気とか、いや、まずこの地球の説明から始まるかもね。

風の強い週末の深夜にこっそりと

私の仕事の関係で、日光市へ向かうこととても多かった。
北関東地方に位置する日光市は栃木県にあって、海のない県で、多くの山々に囲まれている。
もちろん、冬の時期には雪が積もり、除雪車やチェーンは必要だ。
紅葉の時期になると、東北道で、2泊3日で行って、無事に帰り、また2泊3日というスタイルが多くて、テレビなどのメディアで日光が登場すると思い出に浸ってしまう程。
日光を見ずして結構というなかれという面白い言葉がある位なので、一度は見た方が良い所だ。
少し述べさせてもらうと、ツアーのメインはやはり東照宮。
江戸を治めた家康の眠っている所で、中の様子に驚かされる。
さらに、奥日光と言われるところにある温泉がずらりとある場所。
硫黄泉で、濁っていて、高温の温泉。
この温泉に入ると冷えも治ると思う。
日光東照宮建立当時、湯元温泉のお湯を目標にかなりの人数の湯治客が集まったと言う。
その様子は想像可能な歴史深いここ日光市。
宿泊所の紹介も兼ねて、情報誌に記載されているここへ、また行きたいと思う。

息もつかさず大声を出す弟と気の抜けたコーラ
「今夜はカレーよ。」
少年は母親が言ったその言葉を耳にして、無意識に「ヤッター!」と叫んだ。
少年は学校から帰宅して、扇風機にあたりながらダラダラとテレビを見ているところだった。
今日は格別に西日が強い。
窓際では風鈴がときどきチリリンと音を立てていた。
テレビのアニメチャンネルでは、昔の懐かしいアニメを放映していた。
今日のアニメは「一休さん」だ。
一休さんみたいに頭の回転の速い男の子が今いたら、テストは満点取るんだろうか、と少年は少し嫉妬を感じていた。
でも、コトコト煮えるお鍋からカレーの匂いがリビングまで漂ってきたとき、少年は一休さんのことは頭から飛んでいってしまった。

余裕で歌うあなたと気の抜けたコーラ

珍しく心が折れそうな感じに陥ってしまい、少しも集中できなかった。
特に理由はなく、急に切なくなったり、現在までの出来事が無駄に思えたりした。
そんな中、外での仕事が舞い込んだ。
内容は有名な野外式典で大手案件だった。
間違ったら良いとは言えないので無我夢中で必死になっているうちにカラリと明るい気持ちに戻ってきた。
そういえば、苦しかったときは、昼間にお日様の光を浴びるという事をしなかったと思う。
明るい時間帯に活動するのも必要かもしれないと思う。

薄暗い平日の日没に料理を
知佳子はAさんが大好きみたいだ。
Aさんも知佳子を可愛がっている。
彼が出張の時は、知佳子も絶対行くし、先日は私も一晩だけ同行した。
知佳子もAさんも私の事を同じニックネームで呼びかけるし、何かをするときは、まず私に聞いてくれる。
なんだか可愛がってくれている感じがして非常に心地が良いと思った。

のめり込んで走る彼と横殴りの雪

憧れているウォッカの国、ロシアに、必ずいつか行きたいと思っている。
学校での英語学習に飽きた時、ロシア語をかじってみようかと思ったことがある。
しかし、立ち読みしたロシア語の基礎参考書をみて一日でやる気をなくした。
とにかく活用形が半端じゃないくらい多かったのと、発音の巻き舌だ。
観光客としてウォッカとロシア料理を味わいにいけたらいいなと思う。

雹が降った木曜の朝はシャワーを
一般事務で働いていた時の先輩は、社長令嬢で、まさにセレブそのものだった。
小さくておしゃべりでとにかく元気な、動物愛護の先輩。
動物愛護サークルなど設立して、頑張って活動を行っている様子。
毛皮着ない、ベジタリアン、動物実験反対。
少し前に、マンションに訪れたことがある。
高級住宅地にある高層マンションで、国会議事堂が見える。
先輩は、毛並みが上品なシャム猫と同居していた。

自信を持って跳ねるあの子とあられ雲

理由があって必要なモウソウダケを必ず譲り受けるようになって、良かったのだが、竹がいやで大量に運び出してほしい土地管理者は、こちらの必要量より大きい竹を取って帰らせようとするのでやっかいだ。
あきれるほど多く運んで帰っても捨てることになるのだが、竹が困ってしょうがないらしく、持って行ってくれとしきりにお願いされる。
こちらサイドも必要なものをタダでもらっているので、強く言われたら断れない。

喜んで歌う家族と穴のあいた靴下
小さなころから、読書は嫌いじゃありませんでしたが、暇なときに、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
真剣に理解しながらページをめくるようになったのは、高校生のとき。
国語で、よしもとばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
物語は、付き合ったいる人を失った主人公の、高校時代の思い出が始まりです。
恋人が死んでしまう経験は当時もそれからも、ありません。
しかし、高校生の私に主人公の絶望重なりました。
複雑な感覚でした。
その子と、高校生の私の年齢が近かった事、それもひとつの理由だと思います。
学校帰りに、それを買ったのが本を買った初めてでした。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のお話ですが、ずっと色あせない素晴らしい本かもしれません。

喜んで自転車をこぐ妹と花粉症

思ったよりただの布は金額がする。
子供が幼稚園に入るので、色々と手作りの袋が不可欠だが、私が思っていたよりただの布が安い物がなかった。
ことに、キャラクターものの生地なんて、ものすごく金額がいった。
あんまり種類も無いのにキャラクターものの縫物用の布がものすごく高い。
必要なサイズのかばんがわりのものを購入した方が早いし、安価だけど、へんぴな所なので、園に持って行っている人は皆、手作りだし、近辺に販売していない。

陽気に自転車をこぐ姉ちゃんと穴のあいた靴下
村上春樹の文庫本が好きだと、読書ファンの人々のプッシュを聞いて、購入したのがノルウェイの森だ。
これは、外国でも大勢の人に親しまれ、松山ケンイチさん主演での映画も公開された。
村上春樹の内容は、歯切れがよく、サクサクと読めてしまう所が好きだ。
直子と緑との2人の女性の間でゆれる、主人公のワタナベは、実に生きる死ぬの世界でゆれているよう。
生と死というテーマをのぞいてみても、2人の女性は素敵だと思う。
しかも、ハツミさんや永沢さんやレイコさんという人物が加わる。
登場人物のみんなが、魅力がありどこか変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
随分前に知った文庫本だがなんとなく読みたいなと思い、ページをめくったことが何回かある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思った部分。
このことから、直子がちょっとだけうらやましくなった。


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