喜んでお喋りする兄弟と月夜

たとえば、地球を初めて見るエイリアンに「乙女」を説明するなら、どうする?「タイフーン」の雰囲気とか、いや、まずは地球や世界についての説明から始めるのかもしれない。

湿気の多い仏滅の深夜は冷酒を

[確実にこうで当然だ!」など、自分の価値観のみで周りを判断するのは悪い事ではないと思う。
とは言っても、世間には自我と言われるものが人間の周りにまとわりついてくる。
これらを考慮すれば、自信を手に入れるのはGOODだけど、あまり否定するのは良い事ではないのかも?と思う。
これ、私の考えでしかないけれど。
生活しにくい世になるかもしれない。

無我夢中で走る君と霧
プレゼントに友達から貰った香水は、フローラル系の匂いである。
合っているボトルを意識して選んでくれた香りで、小さいボトルで飾りのリボンが可愛らしい。
雰囲気も香水ボトルも大げさに言っても華やかとは言い難い商品だ。
香水店にはたくさんの商品が並べられていたのだけど、ひっそりと置いてあった商品。
容量はとにかく小さい。
可愛くて気に入っている。
外に出る時だけでなく、出張の時もカバンの中に、家での仕事のときも机に必ず置いている。
それで、手提げの中は、同じ匂い。
だいたいつけているため、つけていないときは、今日あの香りしないと言われる場合もたまに。
香水ストアでさまざまな匂いをつけるのは好きだけど、この匂いが今までの中で最も気に入っている。

前のめりで体操する子供とあられ雲

きょうは、久しぶりに雨になった。
釣りの約束を父としていたのだが、雷が鳴ってきたので、さすがに危なそうで行けない。
一度、雨が降っていなかったので、やはり行ってみるということになったのだが、釣りに行く準備をして、行ってみたら雨が降ってきた。
雨がやんだから来ていた釣り人が、あわてて釣り道具を片づけていた。
えさを買ってとかして用意していたのに残念だった。
天気のよい休みにと話して道具を片づけた。
明日からは晴れみたいだ。
なので、今度こそ行こうと思う。

一生懸命踊る姉ちゃんと横殴りの雪
4年前から、南九州に住むようになって台風をたいそう気にするようになった。
風の被害が全く違うからだ。
大分に住んでいたことも千葉に住んでいたこともあるけれども、しかし、台風の強風が全然違う。
サッカーのゴールが走っていくと話を聞いた時は、大げさだと思ったが、事実だった。
大型台風が通過した後は、高いヤシや大木は道路に倒れ、海沿いの道路は海からのゴミであふれ車で走るのにも道を選ばないと通れない。
海沿いの民家では、車のガラスが破損したり、家のガラスが割れ、天井が壊れたりと冗談と思っていたようなことを見た。
直撃せずにかすっただけでも風はめっちゃ強く、古い民家に住んでいると家のきしむ音がたいそう心配してしまう。

雨が降る日曜の夜明けに想い出に浸る

さやかちゃんは一見おだやかそうに見えるけれど、活発な女性。
夫と、2歳の賢治の、一家で、イタリアンレストランの隣のアパートに住んでいる。
パートも育児もささっとこなして、毎日が充実していて、時間の使い方は得意。
少しでも時間があれば、今夜は空いてる?など必ず連絡をくれる。
私は結構頻繁に桃ゼリーを購入し、彼女の住まいにお呼ばれする。

目を閉じて泳ぐ姉妹と私
太宰の「斜陽」は、何度も読めると思う。
戦争が終わるまでは育ちのいい御嬢さんだったかず子が、強くて引かない女性になっていく。
読むにつれてかっこいいとさえ思ってしまった自分。
これだけの、誰にも恐れない行動力と、強い意志が戦後は必須だったのかもしれない。
それは置いておいて、不倫相手である上原の奥さんからしたらうざいだろうとも思う。

一生懸命ダンスするあの人と月夜

花火大会の時期なのに、住んでいる位置が、観光地で週末の夜、打ち上げ花火が上がっているので、もう慣れてしまって、新鮮さも感じなくなった。
毎週末、花火を打ちあげているので、文句もどっさりあるらしい。
俺の、住居でも花火の音が激しくて娘が怖がって泣いている。
夏の季節に数回ならいいが、夏期に、土曜日に、長い時間、花火をあげていては、嫌になる。
さっさと花火が上がらなくなればいいのにと思う。

湿気の多い仏滅の夕暮れは昔を思い出す
割と大きなスーパーマーケットで夕飯の買い物をしていた。
冷凍食品のコーナーで、ドリアを選んでいた。
そしたら、韓国文字で記載されている商品を発見した。
確認すると、トッポギだった。
今年、明洞へ行ったときに、何度も韓国を旅している親友にごり押しされたのがトッポギだ。
日本でも冷食になって、トッポギが発売されてるなんて、感動ものだった。

のめり込んで口笛を吹く君と横殴りの雪

知佳子のアパートのベランダで育てられているミニトマトは、可哀想なトマトかもしれない。
ぎりぎりまで水分をあげなかったり、なんとなくお茶をあげてみたり、オレンジジュースをプレゼントしてみたり。
大分飲んだ私たちに、カシスウーロンを飲まされた時もある。
トマトの親である彼女は、こんど興味でトマトジュースを飲ませたいらしい。
もはやトマトの気持ちは完璧にシカト。

雪の降る日曜の深夜に目を閉じて
少年はめちゃめちゃ腹ペコだった。
もうじき夏休みという時期、小学校から歩いて下校していた。
蝉は騒々しく鳴いていて、陽の光は強く、夕方でもいまだお日様は沈む気配はなかった。
少年は汗を手でぬぐいながら一人で歩いていた。
友達と一緒に帰るときも多いが、今日はめちゃめちゃ空腹だったから、とっとと家に帰って何か美味しいものを食べたかった。
少年が狙っているのは、昨日の晩御飯のカレーの残り。
昨晩のカレーは、たしか鍋にいくらか残っていた気がする。
ご飯もおそらく、残ったのが冷蔵庫に入ってたはず。
少年はカレーを食べる自分を思い浮かべて、早足で家へと向かった。
すると、汗が一段と出てきた。


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