無我夢中で泳ぐ友人とわたし

たとえば、地球を初めて見るエイリアンに「師匠」のことを説明するとしたら、どうする?「悲しみ」の特徴とか、ううん、前提としてこの地球の説明からするかもね。

よく晴れた休日の晩は立ちっぱなしで

娘とのふれあいをすると、わが子は大変なついてくれる。
一歳までは、会社の業務が大変忙しく、顔をあわせることがあまりなかったため、まれに抱きしめても泣かれていた。
父でありながらとやりきれない胸中だったが、仕事の業務がヤバいからと観念せずに、繰り返し、休みの日にお散歩に連れ歩くようにした、抱えても、お風呂に入れても笑ってくれるようになった。
今では、仕事で家を出る時、俺が居なくなることが悲しくて涙を流してくれるのがほほがゆるむ。

余裕で大声を出す友人と紅葉の山
定期的な診断は、毎度なにかしら引っかかる。
心臓だったり、血液の数値だったり、胃だったり。
胃の検診をバリウムを一気飲みして受けてみて、検査結果がくると、胃がんの疑わしさがあるので、すぐさま、診断を紙面に記載の病院にて受けてください。
と印刷されてあったのには、あせった。
あせったというより、むしろ心ぼそかった。
すぐに病院に診断されに原付で行ったら、ただの胃炎だった。
胃はかねがね痛くつらかったので、集団検診に引っ掛かったのはわかるが、文面で自分の名前と胃がんの疑惑があると印刷されてあったらぞっとした。

のめり込んで熱弁するあいつと紅葉の山

盆が近くなって、「とうろう」などの催しが近辺で実施されている。
近辺の観光施設では、竹や和紙で作成されたとうろうが据えられていた。
近辺の観光施設では、晩に電気の明かりは付けられてなくてなくて、キャンドルの光だけなのは、すごく美しかった。
竹やペットボトルの中で明かりが輝いていて、マイルドな灯りになっていた。
マイルドな照明がそこらの樹々を照射していてめっちゃきれいだった。

薄暗い木曜の夕方にシャワーを
とある涼しい日の午後、少年は母親からお使いをお願いされ、ハクサイとねぎと豚肉を買いに行く途中であった。
少年はほくそ笑んだ。
今日はおなべだ!やったぜ!…と。
だが、問題はその後すぐ起きたのである。
なんと、ポケットにあるはずのおつかい用の2千円が、ないのである!
少年はスーパーマーケットのレジの行列に並ぶ前に、大丈夫だよね、とズボンのポッケに手を入れて確認してみたのだ。
そしてその瞬間、お金が無くなっているのに気が付いたのだ。
怒られるのを承知で、少年は手ぶらで家へ向かうことにした。
これからは、お金は靴か靴下に入れよう。
少年はこぶしを握り締め、そう心に決めた。

汗をたらして熱弁する君と読みかけの本

ちかこが、自分の部屋のベランダにて、トマトを作っている。
実がなったらミネストローネを作る予定だという。
育てているとは言うものの、頻繁に水分をあげないし、ベランダでたばこをふかすので、ミニトマトの周りの空気はぜんぜん良い環境ではない。
丸2日、水をあげてないという時の、その姿は、緑色の葉がだらりとしていて、どことなくがっかりしている姿に見えなくもない。
可哀想になったので、水分をたくさんあげると、次の明け方には元気に復活していた。

風の強い日曜の夜明けにこっそりと
ある夏の日の昼過ぎ。
少年は家の庭で、アリの行列が死んだ虫を運ぶところをじっくり見ていた。
蟻たちはせっせと動き回っているのだけど、虫の死骸ひとつでこんなに大量のアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、蟻たちの運んでいる虫の死体をとったらどうなるかな、という欲求が湧いてきた。
しかし、今日のところは単純に観察し続けることにした。
真夏だったので、少年の汗が顔中からあふれ、しずくとして蟻たちの近くに落ちた。

夢中で泳ぐあの子と濡れたTシャツ

鹿児島市に暮らしてみて、墓前にいつも毎日、菊をあげている方が大勢なということに驚嘆した。
老年期の方は、毎日、墓所に弔花をあげていないと、周辺の主婦の目が懸念だそうだ。
いつも毎日、弔花をなさっているから、毎月の切り花代もとてもばかにならないらしい。
日々、近隣の50〜60代の女性は墓に集まって草花をあげながら、話もしていて、お墓の悪い空気はなく、あたかも、人がひしめく広場のように明るい空気だ。

じめじめした仏滅の早朝に散歩を
過去に凄く肥満体型だった時期に、毎日食べたくなったのがハニートーストだ。
ピークの時は、夕飯の後に2枚くらい食べていた記憶もある。
さらに同時に、ハッシュドポテトにまで取りつかれてしまい肥満体型の道へワープだった私。
頑張った痩身法が変わったものばかりだ。
例を挙げると、スープのみの食生活。
これは2週間程おんなじスープしか口にしない食事だ。
仕事場にまで水筒に入れて持ち運んだという徹底さ。
それに断念して、こんにゃくを夜ごはんに置き換えるというダイエット。
どれも、現在では無理。
その後、1年ほどかけて栄養バランスを調えると、気が付くと半分くらいに。
とにかくコツコツとというのが間違いない。

気持ち良さそうに跳ねる兄弟と夕立

嫌われ松子の一生というタイトルの連ドラが放送されていましたが、欠かさなかった人も多いと思います。
私はというと、番組は見ていなかったのですが、中谷美紀主役で映画が公開されたときに、見に行きました。
考えます。
松子は容量が悪いからでもありますが複雑な境遇にて生活しながらも、心まで貧しくなりません。
はたからみれば、不幸かもしれないけれど希望を捨てません。
幸せをつかむことについて、貪欲なんです。
すごく、リスペクトを感じました。
私も幸せになりたいのに、そうなると罪悪感がある。
なんていう、謎の状態だった悩みを抱えていた私は観賞中、悩みなんか忘れていました。
それくらい、面白い映画なので、見てみてください。
あと、中谷美紀さんは、音楽教師でも、中洲のソープ嬢でも、美容師を演じても、なんでもはまってました。

喜んで跳ねる友人と濡れたTシャツ
恐怖はたくさんあるけれど、私は海が非常に怖い。
しかも、タヒチやフィジーなんかのクリアな海ではない。
それ以上の恐怖は、日本海などの黒い海だ。
つい、右も左も水平線・・・という状態を想像してしまう。
気分だけ味わってみたかったら、オープンウォーターというシネマがベスト。
スキューバーで海に置いてけぼりの夫婦の、会話のみでストーリーが終盤に近づく。
とにかく私にとって怖いストーリーだ。
現実に起きてもおかしくない事なので、臨場感はたっぷり伝わるだろう。


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